最近はDXやリスキリングという言葉を聞く機会もふえてきましたね。技術の進歩や経済の変化に伴い、私たちの働き方も大きく変わってきました。
皆さんの中にもリスキリングするためにプログラミングを始めてみたいという方も多いのではないのでしょうか。
私もその一人で、独学でプログラミングを始めたのですが、未経験ということもあり自力では挫折してしまい、プログラミングスクールに通うことにしました。
プログラミングスクールの受講料は高く、安い買い物ではありません。
絶対、受講料以上の学びを得ようという覚悟で入塾することにしました。
このブログ記事では、プログラミングスクールで受講料以上の学びを得るためにやったことをご紹介します。
新たなスキルを身につけることで、キャリアの幅を広げ、将来の成功への道を切り拓く準備をしましょう。
サムライエンジニアってどんなコースがあるの?
私が3か月通ってエンジニア転職に成功したスクールは
サムライエンジニアです!
サムライエンジニアには以下のコースがあります。
- プログラミング教養コース
- エキスパートコース
- 副業スタートコース
- フリーランスコース
- 業務改善AI活用コース
- AIコース
スクールをどこにすべきか情報収集していた際、いくつかデータサイエンス系のスクールを検討したのですが、他のスクールは決まったカリキュラムに沿って進めるものがほとんどで、学びたいことが他にあった私には合わないと感じていました。
また、転職の際にポートフォリオという自分の実績をアピールできるコンテンツを作成したいと考えていました。
他のスクールは卒業生のものをベースにしたものと思われるものが多く、面接で面接官にポートフォリオを提出すると「またコピペか」と思われることが多いらしく、完全オリジナルのポートフォリオを自力で作るため、柔軟なカリキュラムが組めるサムライエンジニアにしました。
私はAIコースに3か月、エキスパートコースに1か月通いました。受講料は総額60万円程度で決して安い費用ではありませんでした。
この費用を回収するために私が行ったことは下記の6つです。
サムライエンジニアの受講料を無駄にしないためにやったこと6つ
学びたいことを明確にする
当たり前のことに聞こえるかもしれませんが、実は極めて重要なことが目標をたてることです。ここがバチっと固まっていないと、何のために入塾したんだっけ・・・という事態に陥りかねません。
私は以下の目標をたてていました。
- 3か月で転職し、現場で即戦力になれるスキルを身に着ける
- 自然言語処理を中心に学ぶ
- オリジナルのポートフォリオを作る
自然言語処理を中心に学ぶなんて漠然としていますが、どんな分野をどれくらいの期間で学び、何か月後にどうなっていたいかを想像することが大切かなと思います。
そうすることで、1か月たった時点で学習の進捗が順調か、逆算して考えることができます。
まずはプログラミングスクールに入る前に、何を学びたいんだっけというところを振り返ってみましょう。
無料カウンセリングを活用する
無料カウンセリングは一般的に、スクールの料金やコースの内容などを確認する場面だと思います。
私も3社ほどデータサイエンス系のスクールのカウンセリングを受けましたが、他のスクールはスクールの説明者1人に対し、参加者が多数であまり詳しいところまでは聞けませんでした。
ですが、サムライエンジニアは1対1でカウンセリングを60分受けられます。
こんなに時間を割いてくれるところは、なかなか無いと思います。しかもプロのコンサルタントと話すことができます。
私はSTEP1でたてた目標をスクールで叶えられそうか本音ベースで聞いてみました。
また、現職に残るか転職すべきか迷っていて、その相談もしてみました。
すると、サムライのコンサルタントさんは「サムライで力をつけて、とっとと今の仕事やめて転職しましょう!」と励ましてくれました。
単なる営業という感じではなく、本当に私のバックグラウンドとポテンシャルを理解してくださり、未来を一緒に切り開いていきましょうというメッセージを感じ、コンサルタントさんの真摯な姿勢に感銘を受けて入塾を決めました。
1回目のカウンセリングでは将来の展望の話で盛り上がって、気になる料金やコースを聞き忘れたので、2回目もカウンセリングを受けました。
2回目のカウンセリングでサムライなら自分の未来を切り開けそうという確信が持てたので、ここで契約を決めました。
1回では決断するのが難しそうという方は2回目も受けて納得するまでお話をきいてみるのもいいかもしれません
また、入塾するか決まったいなくてもプロのコンサルタントさんと学習相談をするだけでも、とてもタメになると思うので、ぜひ無料カウンセリングを活用してみてください。
現役エンジニアにとことん質問する
サムライエンジニアでは、無料カウンセリングの結果をもとに、自分に合った講師を選んでくれます。
ここでの先生との出会いによって、私の人生は大きく変わりました。
私の先生はメーカーの現役エンジニアで、機械学習やディープラーニングの最前線で活躍されている方でした。とても温厚な先生で、どんな初歩的な質問に対しても丁寧に解説してくださりました。
先生に教わった大事な教えがこちら
- 教科書は端から端までやる必要はなく、作りたいものから逆算して必要な技術を選んで学ぶべき
- プログラムは自力で全て書く必要はなく、コピペでも動けばいい
- AIは変化が激しいので、とにかく早く開発してやったもの勝ち!
- 転職するなら現職が嫌だからという理由ではダメ。自分が転職先でどんな価値提供ができるのかをアピールできるなら転職すべき
先生にはデータサイエンスから転職にかかる相談を真摯に対応してくださり、転職しても活躍できる方法を教えてくれました。
忙しそうだから・・・、初歩的すぎて聞くのが恥ずかしいと思わずに、礼節は保ちつつ、どんどん質問してみることをお勧めします。
学習時間を確保する
プログラミングスクールに入塾して一番大変だったのが、実は学習時間を確保することでした。
仕事が終わって教材を開こうと思っても、疲れて寝ちゃうことや、土日頑張ってプログラムの写経をしようと思ってもついつい遊びに行ってしまうなど、入塾当初はダラダラ過ごしてしまっていました。
受講して数週間たって、先生から学習の進捗はどうですか?と聞かれたときに、「忙しくて、あまり進めていません」という言い訳が増えてしまっていました。
ふと振り返って、忙しいって言ったけど、毎日YouTube見てるぞ・・・とか、バラエティー番組見たあとダラダラしちゃっているということを反省し、自分の行動と時間を記録することにしました。
私が時間記録に使っていたのがこちら
togglという時間管理ツールで無料で使えます。また、タグをつけて集計することもできます。
私はサムライエンジニアで200時間ほど勉強していました。
時間を記録することで、いつサボっているのか判明し、その時間を学習にあてられるよねと自戒し、平日は終業後の2時間、土日は8時間を目標にフルコミットで取り組むようにしました。
ときどき、勉強がイヤになることもあったのですが、「私は何のために勉強しているんだっけ?」と振り返り、STEP1の目標を思い出して、「そうだ、本気で転職したいんだった」と言い聞かせ、3か月間全力で駆け抜けました。
3か月間の総勉強時間がこちら
受講料60万円/講師の時給3,500円(公開されている求人より)= 171時間
と比較すると、30時間分はお得に勉強できた?はずなので、受講料は取り返せたと思っています。
転職サポートを使ってみる
サムライエンジニアには転職サポートというものがあります。
サムライだけしかもっていないスクール卒業生向けの非公開求人があり、その紹介やキャリアカウンセリングを受けることができます。
私も利用し、いくつか紹介いただき、うち1社から内定をいただくことができました。
- 現在の学習スキルに沿った求人を紹介してくれるためミスマッチが少ない
- 内定を得るためにどんなことをさらに勉強すべきかを教えてくれる
- 内定を獲得した卒業生がどんな対策をしていたか紹介してくださる
- サムライが紹介する求人でしかサポートを受けられない
(例:リクルートで紹介された求人のためのレジュメ添削はNG)
なので、転職サポートで紹介してもらっていいなと思った求人があれば利用してみることをお勧めします。
イベントに参加してみる
サムライではオンラインイベントが充実しています。たとえば、受講生交流会や卒業生限定イベント、女子会、もくもく会、ライブコーディング会など盛りだくさんです。
私は案内があったものはできる限り多くのイベントに参加するようにしていました。なぜなら、一人のプログラミング学習は孤独だからです。
エラーの対処で半日かかってイライラして、自分はこんなこともできないのかと惨めになっていたとき、サムライの女子会があり、そのことを話してみると
「誰もが通る道ですよ。大丈夫です!」
と励ましていただき、とても救われたのを覚えています。
一人で勉強していると、エラーに詰まって何も進めず、自分はダメだとふさぎ込んでしまいがちですが、仲間がいることで前に進めることもあります。
ちょっと悩んでいることがある、モチベーションが下がっているとき、イベントにぜひ参加してみてください。
悩んでいるのはあなただけではありません。そこを通ってきた先輩がいます。
一緒に楽しみながら学習を継続できる仲間を見つけましょう。
また、サムライには受講生と卒業生が参加できるSlackがあります。そこでも、もくもく会の案内や、講座の案内、案件獲得のための相談チャンネルなど、有益な情報交換ができる場所があります!
行き詰ったときはぜひ仲間を見つけて頼ってみましょう。きっと力になってくれると思います。
サムライエンジニアのメリット・デメリット
サムライエンジニアをお勧めする理由はこちら
メリット
オーダーメイドのカリキュラムを組める
こちらは自分でオリジナルのポートフォリオを作りたい方や、学びたいこと、作りたいものが明確な方におすすめです。裏返すと、まだ目的がはっきりしていない方は、戸惑うかもしれません。
- 卒業後もコミュニティに入れる、サムライテラコヤが使える。
卒業したら直前になると、燃え尽き症候群になってしまいがちですが、卒業後も学び続けられる仕組みがあるので、教材が使い放題なのはありがたいです。また、卒業後もSlackに参加できるため、困ったとき先輩にお悩み相談することもできます。
- 女性オフがある
サムライエンジニアは女性エンジニアの創出と活躍を応援するために女性オフキャンペーンがあります。エンジニアは在宅で働けたり、スキルアップで給与が上がったりと女性が働きやすい職業なのではないかと思います。
シングルマザーが力をつけて活躍してほしいというメッセージもあり、その想いに感銘をうけました。
現時点では下記のキャンペーンがあるようです。
- 女性:全コース一律5%オフ
- シングルマザー:全コース25%オフ
女性を応援してくれるのも嬉しいですよね!
デメリット
- 学習の自己管理が苦手な人には不向き
オーダーメイドカリキュラムは先生が組んでくれますが、先生が学習の進捗管理や転職までのロードマップを全て作ってくれ、スクールを卒業したら必ず転職できるというわけではありません。この辺りは誤解が生まれやすいところですが、最も重要なことは本人の努力です。
先生が手取り足取り、受講生の転職までこぎつけさせてくれるということではなく、転職までの道筋を示してくれ、そのロードマップを完走できるかどうかは本人次第です。
よく、プログラミングスクールは受講料が高いだけで、たいしてスキルが身につかなかったという記事も見かけますが、個人的な意見を申しあげると、コミット量が少なかったことに起因するのではないかと思います。
私自身は200時間を費やし、転職でき、転職後もなんとか現場でついていける自走力をみにつけられたので、プログラミングスクールに通ったことは無駄ではなく、財産になったと感じています。
- 講師にはデータサイエンスの質問OKだが、サムライテラコヤのQAでは聞けない質問もある
AIコースの講師には基本的に何でも質問OKとなっていますが、サムライで使えるQA掲示板のサムライテラコヤでは言語が限定されていたり、機械学習・ディープラーニングで聞ける範囲が限定されていたりします。このシステムはちょっと不便でした。せっかく自然言語処理を勉強して、詰まって聞きたいことがあったのに、聞きたいタイミングで質問できないというのはちょっと困りました。
- データサイエンス系の教材が少ない
AIコースは最近できたこともあって、教材はまだ少ない印象です。AIをがっつりやっていきたい方は、市販の本を参照して進めていくこともあるようで、私もそのようにしていました。
どこのプログラミングスクールにもメリット・デメリットはあると思いますが、重要なのは本人がどれだけ本気で取り組めるかという姿勢だと思います。
まとめ
ここまで、プログラミングスクールの受講料を無駄にしないためにやったことをご紹介しました。
プログラミングスクールを活用するのも受講料を無駄にするのも自分次第だと私は思います。
フルコミットでスクールの学習に打ち込み、転職活動に臨めば、やることはやったんだから大丈夫!とポジティブに進めると思います。
スクールで身につけた技術のキャッチアップ力や自走力は転職してからも活きています!
ここまで読んでくださった方は、何か新しいこと始めたいなと悩んでいる方が多いのではないかと思います。
その情報収集をしているだけでも素晴らしいことだと思います。そこから次の行動に移せる人は数十人に一人と言われており、体感ではもっと少ないと感じています。
会社でもDX人材が求められていたり、リスキリングという言葉が流行っていたりするけど、具体的にどのように行動したらいいのか分からないという方は、
ぜひサムライエンジニアの無料カウンセリングを受けることをおすすめします。
プロのコンサルタントがあなたのお悩みを整理してくれ、具体的な学習プランを提案してくれ、なりたい自分に近づくお手伝いをしてくれます。
皆さんも是非、スクールを活用して自分の人生を切り開いていきましょう!!
プログラミングスクールが高すぎるよ~という方はこちらもチェック!