未経験からのデータサイエンティスト転職の現実と不安への対処法【アラサー元OLが解説】

こんにちは、元OLからデータサイエンティストに転職したゆずです。今回は、私が未経験からデータサイエンティストに転職して1か月が経過した時点での本音や成長の記録についてお話ししたいと思います。

最初に正直に言わせていただくと、未経験からのデータサイエンティスト転職は思った以上に厳しかったです。

プログラミングスクールで学んだことだけでは全然知識や技術が足りず、キャッチアップしていくには時間と努力が必要でした。この記事ではそんな厳しいリアルと本音、そしてその壁をどう乗り越えるかについてまとめました。

初めのうちは戸惑いや不安もありましたが、前向きな姿勢と好奇心を持ち続けることが重要だと実感しました。

目次

未経験からのデータサイエンティスト転職1か月後のリアルな本音3つ

できないことが多すぎて不安になる

転職して1か月、データサイエンティストとしての知識やスキルはまだまだ不足していると感じました。

プログラミングスクールに3か月通い、AIコンペに参加したり、DXの研修に参加したりと、土日もフルコミットで学習してはいたものの、まだまだだと感じました。

スキルが不足していると感じたのはこちら

・Gitを使ったことがなくて共同開発ができない
・AWSの基本的な資格は取得したものの、実際にLambda立ち上げてと言われても手を動かせない
・AIモデルの精度をいくら向上させてもアプリケーションに組み込めないと意味がない

という点です。これまで、AIコンペのKaggleや、SIGNATEに参加して、モデル構築はある程度大丈夫かな・・・と思っていたのですが、実際にアプリケーションに組み込んでって言われると、すぐに対応できませんでした。

実務ではAIモデルの精度より、いかに軽量にして、ユーザーエクスペリエンスを向上させるかという点を重視しているので、やっぱり経験してみないと分からないことが多かったです。

転職して1週間は、自分全然ダメじゃんと不安になってしまいました。しかし、この不安をモチベーションに変え、積極的な学習と実践に取り組みました。

メンバーとの信頼関係の構築が大変

エンジニアの仕事はチームでの協力が不可欠です。しかし、1か月の短い期間で他のメンバーとの信頼関係を構築することは容易ではありませんでした。

まず、理解しなければいけないのは、既存のメンバーは即戦力を求めているということです。ただでさえ忙しいのに、新人しかも未経験者をイチから育てている余裕はありません。

その事実を理解して、いかに迷惑をかけないように自力でキャッチアップをしていくかが問われた1か月でした。

最初は上司もメンバーも

未経験かよ。また仕事増えるな・・・

という反応だったのですが、爆速でキャッチアップします!という姿勢をみせ、それを実践していくことで徐々に信頼してもらえるようになりました。

PCの環境構築が大変

エンジニアとしての作業はパソコンを使用することが主であり、その環境構築には時間と労力が必要です。

1か月後の段階では、開発環境や必要なソフトウェアのインストールに手間取りました。必要なハードウェアやソフトウェアの選定、セットアップ、トラブルシューティングなどに時間と労力を要しました。

具体的には下記の3点です。

・Macを使ったことがなかったので、それに慣れるのに1週間(Home brewのセットアップなど)
・VScodeやAWSの連携に3日(google colab派だったのでエディタって何?って状態でした)
・SSH接続とかHTTP接続って何??? もう、イヤだ―という状態からの脱出

自社ではMac PCを使っているのですが、ウィンドウの閉じ方も分からず、ランチパッドって何という状態で本当に苦労しました。

これまではGoogle colabを使って環境構築をラクしていたので、そのツケが回ってきたという感じです。

もう環境構築はイヤ~というくらい、本当にしんどい日々でした。

駆け出しデータサイエンティストとしての成長の記録

AWSが使えるようになってきた

データサイエンティストにとって、クラウドプラットフォームであるAWSは重要なツールです。1か月の間に、AWSの基本的なサービスや概念について学び、実際の開発プロジェクトで利用することができるようになりました。

入社前までは、なんとなく単語は知っていますという状態で、イメージだけ掴んでいたのですが、実際に先輩社員にDB立ち上げといてと指示されても、はて(・・? と思考停止してしまいました。

それが怒涛の1か月を過ごすことで、EC2やS3などのインフラストラクチャーを構築し、デプロイやスケーリングなどの操作も行えるようになりました。

データサイエンスを学んでいる方で、統計や機械学習手法を学んでおけば大丈夫と思っている方もいらっしゃるかと思いますが、

実務でデータサイエンス・AIを活かしたサービスを展開するなら、AWSの知識は必須といっても過言ではないと思います。

プロジェクトで発言できるようになった

最初のうちは未経験者として自信がなく、積極的に発言することに抵抗を感じていました。しかし、プロジェクトに携わる中で、自身の知識やアイデアがプロジェクトに貢献できることに気づきました。

入社したばかりだし、色々意見を言うのも気が引けるな・・・と思って遠慮していたのですが、それでは自分の価値提供はゼロだということに気が付き、転職して2週目あたりから気づいたことは意識的に意見を述べるようにしました。

それから徐々に自分の意見を述べることに積極的になり、他のメンバーとの意見交換やディスカッションに参加することで、プロジェクト全体の成果に貢献できるようになりました。

ビジネスサイドの経験が必要とされていると感じた

データサイエンティストとしての成長だけでなく、ビジネスサイドの知識や経験も重要であることに気付きました。

転職先ではバックオフィス担当の人がおらず、エンジニアの自主管理によって運営されていることが数多くありました。

その状態だと、気づいた人しかやらないという事態になってしまい、その人だけ負担感が増しているように見えました。

その状況を踏まえ、「業務を当番制にしてはどうか?」と提案したところ、「実はそうしたいと思っていたんだよね」とコメントを頂くことが出来ました。

ちいさなことですが、新しく来た者の視点を活かし、業務効率化につなげることができました。元OLとしての経験が活かせて嬉しかった場面です。

今後データサイエンティストとして成長するためのネクストアクション

学習の継続(Kaggle, Udemy, サムライテラコヤ受講)

転職したらプログラミングの学習は終わり・・・ではなく、学習を継続させていくことの必要性を改めて認識しました。

今後もKaggleなどのデータサイエンスのコンペティションに参加し、実際の課題に取り組むことで実践的なスキルを磨いていきたいと思います。

また、UdemyなどのオンラインプラットフォームでAI関連のコースを受講することもおすすめです。継続的な学習を通じて、新たな技術や手法に対する理解を深め、自身のスキルセットを拡大しましょう。

さらに、私はサムライテラコヤというサブスク型のプログラミングスクールでの学習を元OLの時から継続しています。

サムライテラコヤはデータサイエンスを学ぶ上で必須なPythonの他、クラウドの基盤となっているAWS、共同開発に必要なGit、そのほかHTML/CSS、JavaScriptといったWeb系で需要の高いプログラミング言語も学習できます。

実務でAWSやGitを使う必要があったので、家に帰ってサムライテラコヤで学び、翌日学んだこと活かすというルーティンを繰り返しているうちに、苦手意識がなくなってきました。

他にも、データベースを操作したり、APIを作ったりするときにPHPの知識も必要となり、サムライテラコヤでは網羅的に学ぶことができます。

一般的なプログラミングスクールは50万円からというところも多いですが、サムライテラコヤではなんと月額2,980円から始めることができます。

よく知られているデータサイエンス系のスクールでは網羅されていない教材もあり、実務で必要な知識が手を動かして取得できるのでおススメです!

プロジェクトへの積極的な参加と役割の探索

AIエンジニアとして成長するためには、実践的なプロジェクトへの積極的な参加が重要です。自身のスキルセットや興味に合わせて、社内で必要とされているポジションや役割を探索しましょう。

技術面だけでなく、ソフト面でバックオフィス業務を積極的に引き取るなど、先輩社員の業務負担を軽減させる気遣いも必要だと感じました。

自分には何ができるか、その組織で何が不足しているかを見極め、替えの利かない唯一無二の存在を目指しましょう!

自身の得意な領域や興味を持っている領域を見つけ、その役割を果たすことで成長できるでしょう。

どんなデータサイエンティストになりたいか目標を持つ

データサイエンティストとしての目標を持つことは、自身の努力や学習の方向性を明確にするために重要です。目標が明確であれば、それに向かって日々の努力を続けることができます。

振り返りの際に目標を思い出し、現在の進捗状況と比較することで、自身の成長を実感できます。また、目標が達成できたときには達成感を味わい、新たな目標を設定することでモチベーションを維持することができるでしょう。

あなたは、どんな3年後を送っていたいですか?
自己成長を継続するためには、振り返りの中で目標を確認し、新たな目標を設定していくことが重要です。

転職するか現職に残るか迷っていて決められないという方はプロに相談するのもアリですよ♪

私も自分では結論が出なかったので、プロに相談して転職を決めました。客観的にどの選択を取った方が自分にとってプラスかアドバイスをもらったら見えてくることもあると思います。

まとめ

未経験からのデータサイエンティスト転職は初めてのことだらけで、入社して1週間は不安な毎日でしたが、1か月後には自身の成長の喜びを感じました。

転職前の自分と比べて、学習のスピードや効果が向上していることを実感しました。自己学習や、関連書籍や技術ブログからの情報収集など、キャッチアップに努力を惜しまない姿勢が重要だと痛感しました。

困難な状況もありましたが、それらを乗り越えて成長していくことができたと感じました。これからも学びと成長を続け、自身のキャリアを築いていきたいと思います。

皆さんもなりたい姿を目指し、それを一緒に実現していきましょう!

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