こんにちは、ゆずです。
今日は、仕事と家庭の両立についてお話ししたいと思います。
タイトルにあるとおり、私は一時期、本気でこう思ってました。
「仕事も、家庭も、両立って無理ゲーじゃない?」
理想と現実のギャップに打ちのめされて、
「このまま続けたら壊れるな」って思った夜もありました。
でも今は、「無理ゲーでも、攻略法はある」と感じています。
肩の力を抜いて読んでみてください。きっと、あなたの心にも引っかかる言葉があるはずです。
キャリアを優先したら、家庭が崩壊しかけた

当時の私は、毎日忙しく働いていました。
日中は会議、夜は資料作り。やりがいはあるけど、心の余裕はゼロ。
帰宅しても頭の中は仕事のことでいっぱい。
ごはんを作る時間なんてないから、毎日コンビニ。
気づけば5キロ太り、生理も止まりました。
鏡に映った自分は、くすんだ顔で、無表情。
キラキラしたキャリアとはかけ離れた自分。
それに加えて、もっとつらかったのは、パートナーとの会話がほとんどなくなったことでした。
帰宅しても「ただいま」、「おかえり」とすら言葉を交わさない日もあり、
気づけば、お互い空気のような存在になっていました。
同じ家に住んでいるのに、まるで別々の人生を歩んでいるみたいで。
「このままじゃ、何のために働いているのか分からない」——そう思ったことを今でも覚えています。
自分をすり減らして得たキャリアに、手応えはあっても、幸せなのかどうか問い続ける日々でした。
家庭を優先したら、自分が空っぽになった

結婚を機に、生活を見直すことにしました。
パートナーの転勤についていくため、正社員を辞めて在宅ワークに。
掃除・洗濯・食事づくり。家のことをしっかり回せるようになったけれど、
何かがポッカリ抜け落ちていました。
仕事に感じていた“達成感”や“必要とされている感覚”が、スッと消えたのです。
家庭を優先するって、素敵なことのはずなのに、
私は「自分がいないような感覚」に襲われました。
完璧主義、やめたら呼吸ができた
「仕事も、家庭も、どっちもちゃんとやらなきゃ」
「ミスしちゃいけない。サボっちゃいけない」
そんなふうに、自分に“完璧”を求め続けていた時期がありました。
朝から晩まで気を張って、寝る直前までToDoを詰め込んで。
やっと寝床に入っても、頭の中は反省会。
「あれもできなかった」「もっと頑張れたのに」
そんな自分責めの声が、耳元でずっと鳴っていました。
でもあるとき、ふと気づいたんです。
「私は、“自分の人生”を生きてるんじゃなくて、“理想像の自分”に支配されてる」
そこから、少しずつ「完璧じゃなくていい」と思えるようになるまで、
私はいくつも小さな「ゆるし」を自分に与えてきました。
- 仕事でミスしても、死ぬわけじゃない。
- 夕飯はコンビニの日があってもいい。むしろありがたい。
- 部屋にホコリがあってもOK。気づいたときに掃除すればいい。
- 週末に掃除できなかったからって、家庭が壊れるわけじゃない。
以前の私は、家事の手抜き=“だらしない”
仕事の失敗=“自分は無能”と、極端に考えていました。
でも今は、「仕事60点、家庭も60点で合格」だと思えるようになったことで、
息がしやすくなったし、笑う時間も増えました。
周りと比べて「ちゃんとしてないな」って落ち込むことも、今でもあるけれど、
それでも、少しずつ「私は私のペースでいい」と思えるようになってきました。
完璧じゃなくていい。
“生きること”をこなすより、“楽しむこと”を優先していい。
この価値観に出会えたことが、私の中でいちばん大きな変化でした。
「仕事か家庭か」の二択じゃないと気づいた日

社会全体では、女性の社会進出が当たり前になってきました。
大学進学率も上がり、企業でバリバリ働く女性も珍しくなくなった。
でもその一方で、晩婚化や未婚率の上昇、少子化といったニュースを見るたび、
どこか“自分の未来”を責められているような気持ちになることがありました。
仕事は楽しい。キャリアを築きたい。でも、
女性としての「賞味期限」みたいなものがあるのも確かで。
結婚、出産、育児…それらは“まだ先”と思っていても、
周囲の視線や、タイムリミットのように響く“年齢”が、じわじわと心を追い詰めてくる。
このままキャリアに集中していいの?
家庭を持つなら、そろそろ「ちゃんと考えないといけない」んじゃ?
そんな焦燥感が日に日に増して、
「どっちも欲しいけど、両方は無理じゃん」
そう思って、苦しくなったことが何度もあります。
でもある日、SNSで見かけた言葉が私の価値観を揺さぶりました。
「どっちも中途半端でいい。それが“自分らしさ”になるから」
あの言葉に救われたんです。
「中途半端でもいいんだ」って思えたら、急に呼吸がしやすくなった。
家庭に100点を求めなくてもいい。
仕事での成果が一時的に落ちたからって、全否定しなくていい。
どっちも“ほしい”なら、その思いに素直になっていい。
「どっちかを捨てる」前提じゃなくて、
どうやって“自分なりにバランスを取るか”を考えればいい。
そう気づいたとき、人生の選択肢がぐっと広がった気がしました。
時間はつくるもの。ラクする工夫が味方になる
「仕事と家庭を両立しようとしたら、1日が48時間必要じゃない?」
そう感じていた私が、今ゆっくりと夕飯を囲めるようになったのは、“工夫”と“外注”を取り入れたからです。
食材宅配サービスで、献立ストレスゼロ!
仕事でヘトヘトになって帰宅したあと、
「冷蔵庫の中に何があったっけ?」から始まる夕飯作り。
この“考えること”すら面倒な日は、誰にだってあるはず。
そんなときに救ってくれたのが、ヨシケイとOisixでした。
▷ ヨシケイ:栄養バランス◎、10分で完成するミールキット

ヨシケイは、管理栄養士が監修したミールキットを、
なんと毎日、玄関まで届けてくれるサービスです。
- 食材はすべてカット&小分け済み(包丁いらずの日も!)
- 毎週のメニューを選べて、アレルギーや好みに対応
- 共働き夫婦や子育て中の家庭にも人気
- メニューにはカロリーや塩分量の記載あり
私は、「フリージング弁当」や「プチママコース」を利用していますが、
10分以内で主菜+副菜が完成するので、体力が残っていない日も安心です。
▷ Oisix:オシャレで安心、食材の“質”にこだわる人向け
Oisixは、有機野菜や無添加食品など、
“安心して家族に食べさせられる食材”にこだわった宅配サービスです。

- 使い切りサイズでムダがない
- 食材は国産・有機中心、放射能検査済み
- 見た目も楽しいメニューが豊富
- 「Kit Oisix」はレシピ付きで料理初心者にも◎
ミールキットの種類も豊富で、韓国風やエスニックなどの
ちょっと変わり種メニューもあり、“いつもと違う食卓”が楽しめるのも魅力。
我が家では、「包丁いらずシリーズ」や「20分で2品完成キット」が定番になっています。
家事代行で「私の時間」が戻ってきた
週末の朝、「今日こそは部屋を片付けよう」と思いながらも、
気づけば洗濯・掃除・片付けだけで1日が終わってる。
そんな休日、ありませんか?
私は何度も経験しました。
「掃除で終わる日曜日」に、どれだけ心がすり減ったことか。
そんな私の救世主になったのが、CaSy(カジー)とタスカジです。
▷ CaSy:即予約&スマホ完結。初心者にもやさしい家事代行
CaSyは、掃除・料理・整理整頓などをお願いできる、
業界最大手の家事代行マッチングサービスです。

- 掃除なら1時間2,790円〜の明朗会計
- スマホで簡単に依頼&スケジュール管理できる
- 事前面談なし、急な依頼にも対応
- 「ホテルのような部屋になった!」という口コミ多数
私が初めて依頼したときは、2時間でキッチンとトイレが
まるで新品みたいにピカピカになっていて、思わず感動。
▷ タスカジ:経験豊富な“プロ主婦”が来てくれるから安心
タスカジは、掃除・料理・収納などを得意とする人たち(タスカジさん)を、
直接選んで依頼できるマッチング型家事代行サービス。
- 1時間1,500円〜と業界最安級
- プロフィールやレビューで自分に合う人を選べる
- 作り置き料理や離乳食対応もOK
- 片付け術の“神”レベルな人も多数
私は冷蔵庫の食材で10品の作り置きをしてくれたタスカジさんに
心から「お金を払う価値しかない!」と思いました。
家事を外注することに、最初は罪悪感があったけれど、
掃除やご飯のことでイライラしなくなったおかげで、
パートナーとの関係も、自分の心も穏やかになりました。
家事のストレスが減るだけで、人生が本当にラクになります。
オンとオフを分けると、毎日が“自分のもの”になる
以前の私は、家にいても常に仕事モードでした。
メールチェックは寝る直前まで。
リビングのテーブルにはノートパソコンが常駐。
Slackの通知音が鳴るたびに、心がざわつく。
「仕事は家でもできるから効率的」と思っていたけれど、
気づけば、家の中に“休める場所”がなくなっていました。
何をしていても、「あの案件、どうなってるかな」と頭の片隅にタスクが居座る。
夕飯を食べながらSlackを見て、パートナーとの会話も上の空。
心が休まらないまま毎日が過ぎていくのが、じわじわとしんどくなっていきました。
そんな私が取り入れたのが、“スイッチの切り替え”を意識すること。
私が実践しているオンオフ切り替えライフハック
- リビングからPCと仕事用ノートを物理的に排除(視界から消すだけで切り替えやすくなる)
- スマホに仕事用とプライベート用の通知フィルター(18時以降はSlack通知オフ)
- 仕事終わりに“着替える”ルール(部屋着に着替えると脳も切り替わる)
- 夕食時はスマホを別室に置く(物理的に手を届かせないことで意識が戻る)
- アロマディフューザーで香りのスイッチ(仕事→ラベンダー、休日→柑橘系)
- 週に一度は「デジタル断ち」デー(スマホを触らない時間を決める)
最初は少し面倒だったけれど、これを意識しはじめてから、
家にいる時間が“自分のもの”として戻ってきた気がします。
特におすすめなのは、「仕事が終わったら着替える」ルール。
オフィスカジュアルからスウェットに着替えるだけで、
気分がふっと軽くなるんです。不思議なくらい。
“働いていない自分”を認めるのって、すごく大事。
オンの時間もオフの時間も、自分で区切りをつけることで、
「今日という一日を、自分の意志で使った」と感じられるようになりました。
両立の正解はひとつじゃない。でも諦める必要はない

SNSでは、キラキラと輝くワーママや、家事も仕事もスマートにこなす人がたくさんいます。
私もかつて、「あの人はあんなに完璧なのに、私はなぜできないんだろう」と落ち込んでばかりいました。
でもあるとき、実際にそう見えていた先輩とお茶をしたとき、言われた言葉が今も心に残っています。
「見えてる部分なんてほんの一部。裏ではいつもバタバタしてるし、涙もたくさん流してきたよ」
その言葉を聞いて、ハッとしました。
私が「すごい」と思っていた人も、絶え間ない努力や葛藤、工夫を繰り返している。
でもそれを全部見せていないだけなんですよね。
完璧に見える人も、日々の戦いのなかで、自分なりの「無理のないやり方」を見つけている。
だから私も、誰かの“正解”をなぞらなくていいんです。
他人と比べないこと。
自分にとって何が大事かを見つめ直すこと。
完璧主義を手放すこと。
そうすることで、「私はこの形でいいんだ」と思えるようになりました。
たとえば、朝ごはんは手作りじゃなくてもいい。
仕事は全力でやる日と、60点で終える日があっていい。
子どもが泣いた日も、洗濯をたたまずに寝落ちした日も、“ちゃんと頑張ってる”に含めていい。
両立の正解は、ひとりひとり違います。
無理に人のスタイルを追わなくていい。
「こうじゃなきゃダメ」という思い込みを手放したとき、
ようやく、自分自身と折り合いがついた気がしました。
おわりに:「無理ゲー」だと思ったら、レベル設定を変えてみて
仕事と家庭の両立。
それは本当に、毎日を必死に生きている人にとって“無理ゲー”に思えることがあります。
でも、「そのゲームのルール、誰が決めたの?」って考えてみてほしいんです。
たとえば、私が以前設定していた「デフォルト」はこんな感じでした。
- 夕飯は毎日手作りで、栄養バランス完璧
- 朝は早起きして洗濯&お弁当
- 仕事では毎回120点のパフォーマンス
- 家も職場も「ちゃんとしてる人」でいなければいけない
でも、そんなの続くわけがないんです。
プレイヤーの体力(=私の心と身体)をすり減らして、やっと成り立つようなルール。
だから私は、ゲームのレベル設定を変えました。
私がやめた“無理ゲー設定”の具体例
- 週5の手作り夕飯 → ヨシケイやOisixで週2は外注
- 毎朝5時起き → 7時まで寝る。朝はバナナとヨーグルトでOK
- 仕事は100点 → 60点でいいから「続けられること」を最優先
- 週末の掃除 → 2週間に1回、家事代行に頼る
- パートナーとの時間 → 平日は5分でも目を見て話せたら十分合格
こうして、無理なく“クリアできるステージ”を自分で作っていったんです。
レベルを下げるって、「理想を諦めること」じゃありません。
“長く続けられる形に調整すること”です。
自分に合ったペース、自分に合った支え、自分に合った生活。
それを見つけられたとき、「無理ゲー」は、「遊び方がわかるゲーム」に変わっていきました。
頼っていい。ラクしていい。完璧じゃなくていい。
このブログが、誰かの“レベル設定を見直す”きっかけになれば嬉しいです。
