こんにちは、ゆずです!
今回は、IT業界で実務経験のある人が、キャリアアップを狙うなら取っておきたい資格を3つご紹介します。
私自身、文系出身からITエンジニアに転職し、経験を積む中で「次のステップ」を考えるようになりました。そんなとき、資格は自分の知識の棚卸しにもなり、転職市場での評価にもつながる有効なツールでした。
この記事でわかること
- 経験者がキャリアアップのために選ぶべき資格
- 各資格の特徴、難易度、学習時間、学習法
- 資格を取得した後に活かす方法
IT転職・キャリアアップにおすすめの資格3選【経験者向け】

① 応用情報技術者試験(AP)|業務の幅を広げる中級の国家資格
資格の特徴 | 情報処理技術者試験の中級。IT・マネジメント・戦略を広くカバー |
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キャリアメリット | 社内SEやPM補佐など、上流工程に進む足がかりに |
難易度 | ★★★☆☆(中級) |
想定勉強時間 | 150〜250時間(基礎知識があれば短縮可能) |
学習法 | ・午前:過去問道場で繰り返し練習 ・午後:得意分野を3つ選んで重点対策 ・おすすめ書籍:「キタミ式」「午後問題集」など |
② AWS認定 SAA|クラウド時代に強い実践資格
資格の特徴 | AWSのクラウド設計スキルを証明する中級認定 |
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キャリアメリット | クラウドシフトに強く、年収アップ・副業にも有利 |
難易度 | ★★★☆☆(中級) |
想定勉強時間 | 60〜100時間(初心者は+α) |
学習法 | ・Udemyで模擬試験+ハンズオン講座を受講 ・VPC、EC2、IAMなど実際に操作して理解 ・構成図をノートにまとめて整理 |
③ プロジェクトマネージャー試験|PM・ITコンサルを目指すなら
資格の特徴 | 国家試験の中でも最上位クラス。プロジェクトの全工程をカバー |
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キャリアメリット | PMやITコンサルへのキャリアアップに直結 |
難易度 | ★★★★☆〜★★★★★(上級) |
想定勉強時間 | 250〜400時間(論文対策に時間を割く必要あり) |
学習法 | ・午前I・IIは応用情報の知識が活かせる ・午後II(論文)はテンプレ構築&反復練習 ・書籍:アイテックやTACの論文対策本が◎ |

資格でキャリアアップするメリットとは?
IT業界である程度の経験を積んだ方にとって、「資格って本当に必要?」と感じることもあるかもしれません。ですが、今こそ資格を活用することで、以下のようなキャリア上の大きなメリットが得られます。
✅ 1. 自分のスキルを“客観的に証明”できる
業務経験だけでは伝わりにくいスキルや知識も、資格があることで明確にアピールできます。とくに転職活動では、「この人は〇〇の領域に強い」と採用担当者が判断しやすくなります。
✅ 2. 昇進・異動のチャンスが広がる
多くの企業では、昇格や異動に資格を要件や加点対象として設けている場合があります。応用情報やプロジェクトマネージャー試験は特にその傾向が強く、資格取得が社内キャリアを前に進めるきっかけになります。
✅ 3. スキルの棚卸しと知識のアップデートができる
資格取得の過程では、体系的に知識を整理することができます。曖昧だった部分や、普段触れない領域を学ぶことで、今後のキャリア設計にも役立ちます。
✅ 4. 年収アップ・単価交渉に直結する場合も
とくにAWS認定のような実務直結の資格は、転職時の年収交渉やフリーランスの単価提示時にプラス材料となります。実際に「AWS SAA保持者は+○万円」という求人も珍しくありません。
✅ 5. 「学び続ける姿勢」を示せる
企業はスキル以上に「変化に適応できる人材か」を重視しています。資格取得は、自己研鑽や成長意欲の証として評価されやすい行動です。
このように、資格は単なる「お飾り」ではなく、キャリアを前に進めるための実践的な武器になります。
✅ 6. 職種別に見る「資格取得のメリット」
職種 | 有利になる資格 | 得られるメリット |
---|---|---|
インフラエンジニア | AWS認定 SAA、LinuC | クラウド案件や設計業務へのアサインが増える。年収UP・上流工程へのステップに。 |
システムエンジニア(SE) | 応用情報技術者、PM試験 | マネジメント候補やPLとしての抜擢につながる。要件定義や顧客折衝の評価にも。 |
社内SE・情シス | 応用情報、情報セキュリティマネジメント | 経営との橋渡し役としての信頼獲得。IT統制や予算計画の場面で説得力が増す。 |
プロジェクトマネージャー | PM試験、PMP | 大型案件のリーダー候補に。マネジメント経験の証明として評価される。 |
フリーランス / 副業 | AWS認定、応用情報 | スキルを明示することで案件獲得率が上がる。単価交渉も有利に。 |
このように、職種によって資格の活かし方や得られる成果は異なります。
だからこそ、「自分の現在地」と「目指す方向」に合った資格を選ぶことが、最も効率的なキャリアアップにつながります。
よくある質問(Q&A)|IT資格の選び方や勉強法
Q1. 応用情報と基本情報の違いは?
A. 応用情報は、基本情報よりも出題範囲が広く、より実務的かつマネジメント寄りの内容が含まれます。業務経験がある方なら、最初から応用情報を目指すのもおすすめです。
Q2. AWS SAAは未経験でも合格できますか?
A. 可能です。特にインフラ経験がなくても、ハンズオンと動画講座を中心に学べば合格できます。ただし、実機操作は必須です。
Q3. プロジェクトマネージャー試験は論文が不安…
A. 多くの受験者が不安に感じるポイントですが、テンプレート化+反復練習で十分対策できます。論文対策講座や添削サービスの活用も効果的です。
Q4. 転職や社内評価に直結する資格って本当にある?
A. あります。とくに「AWS」「プロマネ系」「応用情報」は、多くの企業で評価対象になっています。社内昇格や転職時にスキル証明として効果を発揮します。

おすすめの学習教材・講座まとめ
私が実際に使って「これはよかった!」と感じた教材を紹介します。効率よく合格を目指すなら、ぜひ活用してみてください。
🟢 応用情報技術者試験対策
テキストはコチラがおすすめ!アプリで過去問対策もできます。
アマゾンのレビューにはこのようなコメントもあります!
試験対策としては非常に詳細でわかりやすく、初心者から上級者まで幅広いレベルに対応しています。
旧試験や高度試験における出題傾向も分析されており、単なる応用情報試験のためだけではなく、他の試験にも応用できる内容が盛り込まれています。
過去問はテキストとセットでコチラがおすすめ!29回分の過去問があり、問題収録数はNo1!と信頼があります。
🟡 AWS認定 SAA対策
私はテキストと過去問も掲載されているこちらを買いました!
そして過去問で総仕上げ!
🔴 プロジェクトマネージャー試験対策
Amazonのレビューがよく、ベストセラーということでテキストはコチラを購入。
そして午後問題の対策としてはコチラを購入。重点対策されているのが良き!Amazonでは一時売り切れになっているようなので、書店で見つけたらゲットすることをお勧めします。
まとめ|IT経験者こそ資格で次のステージへ
IT業界での経験がある方こそ、資格を活用すれば次のキャリアを切り拓くチャンスになります。
応用情報、AWS、プロジェクトマネージャーの各資格は、いずれも即戦力+将来性を兼ね備えた武器。
今後のキャリア設計の第一歩として、資格をぜひ味方につけてくださいね!
