ITパスポートは独学で合格できる?プログラミングは捨てるべき?

DX人財の育成が急務となっているのか、注目されている国家資格の一つがITパスポートです。なんと、受験者数は25万人をこえ、近年、ITリテラシーを示すために人気な資格となっています。

私の会社でもITパスポートの受験が求められ、1か月間集中して勉強し合格できました。

「ITパスポート」と検索すると「意味ない」というワードが多く見つかりますが、私は取得して結構ためになったなと思っています。

受験当時の私のスペックは

・IT企業に転職したばかりで、転職先から受験してと言われて慌てて受験
・データサイエンスについてはある程度知識はあるものの、ITリテラシーは低め
・IT企業に勤めていながら、ネットワーク、セキュリティについてはほとんど無知

という状態で、IT企業に勤めていながら、リテラシーが不十分という状態でした。

ITパスポートはプログラミングとかアルゴリズムが分からないと解けないんでしょ?と思っていました。しかし、それは誤解です。ほとんど、英単語の略語を理解しているかの問題が多く問われます。すなわち、プログラミング経験はほとんど要らないのです。

この記事では、ITリテラシー低めの社会人が1か月勉強して合格するまでの勉強方法をお届けします。

目次

ITパスポートとは?

以下は、ITパスポート試験に関する情報をまとめたものです。

項目情報
試験内容ITパスポート試験はITに関する基礎知識を証明する国家試験で、ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系の3つの分野から成り立っています。
受験料7,500円(税込)
受験方法CBT方式で、全国47都道府県のテストセンターで受験可能です。
合格率年によって異なりますが、近年は約40%~59%の範囲です。
合格ライン総合評価点600点以上で、かつストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系の各分野でも300点以上を取る必要があります。

この試験はITに関する基礎的な知識の習得を目的としており、ビジネスシーンでのIT利用を促進するための資格として設定されています。

受験方法は比較的柔軟で、試験日時や会場を受験者の都合に応じて選ぶことが可能です。

また、勉強時間は50~80時間程度が目安とされていますが、これは個人の基礎知識や理解度により異なります。

ITパスポートの勉強時間

ITパスポートはITの登竜門的な資格なので、カンタンなんでしょ?と思われている方が多いかと思います。

しかし、ITパスポートは範囲がとてつもなく広く、侮っていると痛い目にあいます。私は3か月前に申し込み、1か月前から本気を出そうと思って、2か月間は気を抜いていたのですが、1か月前になって後悔しました。

しかも、最近はAIやデータサイエンス系の出題も増え、これまで以上に難しくなったという声も聴きます。

ITパスポートは意外と覚えることが多く、一般的には勉強時間は100時間程度必要と言われていますが、私はUdemyを2倍速で見てインプットをしていたため、半分の時間で詰め込みを終わらせ、過去問演習に集中することができました。

  • 50時間程度/1か月
  • 平日1時間、土日2~3時間

勉強方法の流れ
・テキストの要点をざっと読み、ノートに整理する
・Udemy講座を受ける→理解を5割くらいにする。全部は理解できなくてOK
・過去問を解いてみる→この時点で7割の理解
・シラバスを確認→最近は過去問から出ていないキーワードが頻出
・わからなかったところはUdemyやYouTubeを見る ことを繰り返していました。

令和5年は特にAI、DX系の用語が頻出しており、令和4年までには見られなかったワードが沢山出てきます。シラバスからヒントを得られることも多いので、チェックしておくことをお勧めします。

トータルの勉強時間は50.5時間です。
IT系でない方で、会社から求められて受験する方はもっと余裕を持った方がいいかもしれません。

ITパスポートのプログラミング分野は捨てるべき?

ITパスポートの難しい分野でアルゴリズムやプログラミングの知識が問われる部分があります。

ここは、ほとんど出題されないので私は捨てていました。

捨てても7割取れれば十分なので、合格ラインを超えられればいいという方は捨ててもいいと思います!

ITパスポートの勉強に役立った教材

ITパスポートの勉強に使った教材をご紹介します。皆さんの学習効率が高まるように、メリットとデメリットも含めて辛口レビューをしていきます!

書籍

【令和5年度】 いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集 

【令和5年度】 いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集
総合評価
( 4 )
メリット
  • ITパスポートの最新の傾向をとらえたテキストで、ここからの出題も多かったです。
  • イラストもわかりやすく、イメージがつかみやすかったです。
  • どの分野に力をいれて勉強すべきか、または、捨てるべきかについてもアドバイスがあり、時間のない社会人にとって効率の良い勉強ができます。
デメリット
  • 問題は少ないので、別途問題集を買う必要があります。

令和05年【下半期】ITパスポート パーフェクトラーニング過去問題集

令和05年【下半期】ITパスポート パーフェクトラーニング過去問題集
総合評価
( 3.5 )
メリット
  • この本は、左側に問題があって、右側に解説があるタイプです。すぐに答え合わせしたい方にお勧めです
  • 解説も丁寧で分かりやすいです
  • 重要度が載っているので、捨てるものは捨て、力をいれるべき分野に集中できます
デメリット
  • 隣に解説があると、解く前に見ちゃう方には向いていません

Udemy

ITパスポート最速合格コース ~効率的な学習で0から合格まで~

おススメ度:★★☆☆☆

こちらは受験範囲の内容がほぼほぼ網羅されており、解説が丁寧です。

ただ、説明が単調でちょっと飽きてきます。

令和5年版:現役講師が教える【ITパスポート試験】60日合格を目指すための講義&過去問300全解説&指導メール

おススメ度:★★★☆☆

この講義は、説明の後に過去問を一緒に解くため、自分の理解度が定着しているか確認しながら進めていくことができます。

動画だと、なんとなくわかった気になってしまいますが、問題演習によって、何を理解していなかったのか明確にすることができます。

問題演習の解説も丁寧なのですが、情報量が多すぎてちょっとパンクしちゃうときもありました💦

【ITパスポート試験】4年連続売上No.1『ITパスポート絶対合格の教科書』著者による「絶対合格のコース」新規開講!

おススメ度:★★★★☆

わかりやすさでいうと、この講座がイチバンです!!アニメーションも多く、スッと頭に入りやすかったです。特に、ストラテジー分野は抽象的な事柄も多く、なじみがない方も多いかと思いますが、その説明が詳細で分かりやすかったです。

残念ながら、受験範囲全体が網羅されておらず、動画数が少ない印象でしたので、ほかの講座と組み合わせないと、この講座だけでは合格が難しいと思います。

サムライテラコヤのITパスポートコース

私はサムライエンジニアが提供しているサムライテラコヤの教材も使っていました。

サムライの教材は単なる資格勉強にとどまらず、ITエンジニアになったときにどのような場面で、学習した知識が生かせそうかという実践に役立つ内容になっていたのがよかったです!

ITパスポート対策に無料で使える過去問

ITパスポート公式問題集

十数年分の過去問と解答が公開されています。近年は、AIやDXに関する出題も多く、傾向が大幅に変わり難化しているため、最近の問題を解くことをお勧めします。

令和5年前半時点では、平成30年くらいまでの問題が傾向と近い気がします。平成29年以前はディープラーニングの問題などはほとんど出てきません。

なんといっても無料でこれだけの問題演習ができるのがいいですよね!

解説はないので、何を間違えたのかは自分で検索する必要があります。

ITパスポート過去問道場

ITパスポート過去問道場は、解説付きの過去問倉庫で、受験者なら必ずお世話になるページではないかと思います。解説も丁寧で、公式の過去問には解説がついていないため、利用されることをお勧めします。

ITパスポート CBT疑似体験ソフトウェア

ITパスポート試験は会場のPCで行われるのですが、当日いきなり受けると、画面の仕様が分からず焦ってしまいます。当日、落ち着いて受験したいという方のために、CBTの疑似体験ができるサイトをお伝えします。

ITパスポートCBT疑似体験ソフトウェアは、専用ソフトをインストールして、自分のPCでCBT受験をお試しできます。当日は時計が使えなかったりして「えっ!?」ってなる事態をさけることができます。

計算問題や難しい問題は後回しにして、解ける問題から解いてみることをオススメします。躓いた問題にはチェックして、後ほど見直すことができます。

ITパスポートを受験した感想

当日は、CBT受験会場で受けました!社会人より学生さんが多くて、いい年した大人が受けるのはちょっと恥ずかしかったです💦

受験30分前に会場に着いたのですが、定刻通りの案内でした。

受験票を印刷したものを持参し、身分証の確認や持ち物を確認され中に案内されました。

当日は目薬、ハンカチ、ティッシュを確認のうえ、持ち込むことができました。

試験会場は静かでしたが、隣の人のマウスのクリック音が気になる人もいるかもしれません。

受験はスムーズでしたが、令和5年度は意外と難しく、過去問で見たことのないAI系の問題やマネジメント系の問題が多く、ちょっとテンパりました💦

見たことない問題は「あとで確認」ボタンを押し、どんどん解き進めることをお勧めします。

私は計算問題も捨てていたので、後で確認の数がかなり多く、合格ラインに達しているかとても不安でした・・・。

ITパスポートの試験結果

無事、合格ラインギリギリ7割で合格しました!!危なかった。。

試験当日、見たこともない新出ワードに焦りました。マネジメント系、テクノロジ系は以前の傾向と似ていましたが、ストラテジ系は、なんだこれ?って思うワードばかりで、6割ギリギリしか解けていませんでした。しかし、基本はしっかり押さえていたため、なんとか合格できました。

また、やはりAIやデータ分析に関する出題も大幅に増えており、難しくなった印象です。

IT企業に勤めていながら7割ってちょっとお恥ずかしいのですが、IT技術は変化が激しく、キャッチアップしていくのも大変なので、ひとまず「合格」できてよかったと思っています。

100点を目指すのではなく、コスパ・タイパを重視して、合格点を確実に狙うラインで勉強するという戦略もありだと思います。

ITパスポートは「意味ない」と言われることも多いですが、WBSやSLAなどITパスポートを勉強して、エンジニアの会話についていけるようになりました。

ITパスポートを勉強する前は、全然会議についていけないという状態だったのですが、合格してからはスムーズに会話にも入れてコミュニケーションが円滑になったと感じています!

この記事が皆さんの勉強のお役に立てますように・・・✨

このブログではほかにもIT系やデータサイエンス系の資格対策についてまとめていますので、よかったら参考にしてください!

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