みなさん、こんにちは!ゆずです。
今日は「GX検定ベーシック」という新しい資格について、私の受験体験や勉強法をお伝えしていきたいと思います。
最近、GX(グリーン・トランスフォーメーション)が注目されていますが、「GX検定ベーシック」はその基礎知識を確認できる資格試験なんです。
私自身、約20時間の勉強で合格できたので、勉強方法や当日体験、合格後のメリットなどをできるだけわかりやすくまとめてみました。
「GXってなに?」というレベルからでも、やり方次第で十分チャレンジ可能なので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください!
GX検定とは?
GX検定概要
GX検定は、脱炭素社会への移行やサステナブルな経済活動を目指す「グリーントランスフォーメーション」分野の知識を問う資格試験です。
DX(デジタルトランスフォーメーション)に続く新たなキーワードとしてGXが注目を集める中、GX検定ベーシックはその入門編として設けられています。
これからの時代、GXを意識したビジネス戦略や社会的な取り組みはどんどん増えていくと予想されています。
受験スケジュール
2024年時点では年に4回受験できます。2月、5月、8月、11月の4回です。
受験日程は公式サイトで確認できますが、比較的受験チャンスが多い点も嬉しいですね。
受験料
私が受験したときは5,500円でした。時期によって変更があるようで、最新情報をご確認ください。
自分への投資と考えれば納得できる金額ではないでしょうか。また、仕事でGXに関わる方には、経費扱いできるケースもあるかもしれません。
受験方法(自宅で受験できる?)
GX検定は基本的に自宅からオンラインで受験可能。これは嬉しいポイントですよね。
試験監督用のシステムが導入されていて、カメラ越しに不正がないかチェックされます。最初は「えっ、家の中を見られるの?」と少し緊張しましたが、慣れてしまえば問題なし!
必要な環境を整えれば、リラックスした自宅で受験できるのはとても便利でした。
DXにつづいて、GXもトレンドに
DXがビジネス界隈で大きな転換点をもたらしたように、これからはGXがクローズアップされる時代と言われています。
脱炭素やサステナビリティといったキーワードは、これからの社会に欠かせない存在。
知っておくことで、ビジネスの新たなチャンスを掴むこともできるかもしれません。
GX検定の難易度は?
私が受験したベーシックは、名前のとおり「基礎」に重点が置かれています。
そのため、決して「手も足も出ない!」というレベルではありません。とはいえ、全く何も知らない状態では「え、そんな概念があるんだ」と初耳な用語も出てくるかもしれません。
少しずつ用語をかみくだきながら、公式が推奨するテキストやオンライン学習ツールを使えば、初学者でもしっかり対応可能です。
難易度としては「少し勉強すれば合格できる実用的な資格」という印象で、環境分野に馴染みがない人でも腰を据えて取り組めば十分クリアできるラインだと思います。
GX検定の勉強時間は?
私の場合、約20時間の学習で合格できました。
- 推奨図書で基礎固め:10時間
- スキルアップAIのe-learning受講:5時間
- スキルアップAIのアプリで過去問練習:5時間
合計で20時間くらい。環境分野の深い知識がなかった私でも、このくらいでなんとか合格できました。
もちろん、人によっては10時間でいける人もいれば、30時間くらいコツコツやりたい方もいると思います。
ベースとなる知識や勉強スタイルに合わせて、無理のないペースを考えてみてくださいね。
GX検定の勉強方法
推奨図書を読む
まずは公式で紹介されているテキストを一周読んでみました。
おススメ度:☆☆☆★★
こちらの本はちょっと文字が多いなという印象。。テストへの出題も少なかった気がします。
おススメ度:☆★★★★
こちらの本は図解が分かりやすい!最初は「知らない言葉が多いな…」と思っても、とりあえず流れを掴むために最後まで読みます。
2周目、3周目で「そういうことか!」と理解が深まる瞬間があります。図やグラフが豊富なテキストだと、イメージもしやすくなりますね。
おススメ度:☆★★★★
こちらも分かりやすい本です。GXの全体像を把握するにはおススメの本です。
スキルアップグリーンのe-learningを受講する
次に活躍したのが、スキルアップグリーンさんのe-learningです。これは動画やスライドで分かりやすくGX関連のポイントを解説してくれるオンライン講座。
通勤途中にスマホで見たり、休憩中に軽く確認したりと、手軽に学べるのが魅力でした。
11,000円とちょっとお高いのですが、特に嬉しかったのが、試験でよく問われるポイントがスライドにぎゅっと詰まっていたこと。
「このあたりを重点的に押さえておけばいいんだな」と目星をつけながら学習できたので、効率的に知識を定着させることができました。
スキルアップAIのアプリで過去問を解く
最後はアプリで過去問演習!やっぱり最後は「問題を解く」ことで、知識が本当に定着しているか確認するのが王道です。アプリでちょっとした隙間時間に問題を解くと、自分の弱点もはっきりします。
「この用語、まだ曖昧だな」「ここは数字をちゃんと覚えておこう」といった具合に、どこを補強すべきか明確になりました。
一通り問題を解いて間違えたところは、その都度テキストやe-learningに戻って確認。これを繰り返すうちに、だんだんと正解率が上がっていくのが実感できました。
当日の受験体験記
ここからは、試験当日の様子についてお話しします。私の場合、自宅の書斎にパソコンをセットして挑みました。
- 机の上には電卓、A4用紙一枚、筆記用具のみ
- 試験開始前に、机や周囲の棚の上、足元などをカメラで映して不正がないことを確認
- 不要な書籍などは事前に全部片付けて、すっきりした環境を用意
オンライン受験は初めてだったのでドキドキしましたが、事前に指示されていた準備をしっかりやっておけば問題ありません。
カメラで部屋をチェックするのは最初は恥ずかしい気もしましたが、「これはルールなんだ」と割り切ってしまえば、すぐに慣れます。
試験が始まってしまえば、あとは画面に集中するのみ。
途中で邪魔が入ることもなく、静かな環境で自分のペースで問題を解けたので、落ち着いて試験に臨めました。
GX検定の出題傾向
GX検定の出題範囲はこちらから確認できます。
実際に受験して感じた出題傾向としては、以下のような点が印象的でした。
- e-learningのスライド内容がそのまま出てくることが多い:ここをしっかり学んでおけば得点源になります。
- 複数選択式もあり:何個か正しいものを選ぶ問題があるので、1問あたりの難易度は少し上がります。焦らず一つ一つ確認しましょう。
- グラフやデータの内訳を問う問題も:数字そのものを丸暗記する必要はありませんが、「A国とB国、どちらのGHG排出量が多いか」など、傾向を理解しておくとすぐ答えられます。
GX検定の合格発表はいつ?
2024年の場合、合格発表は12月12日でした。受験後から結果発表まで少し時間があるので、その間は「大丈夫かな…」とドキドキ。でも、頑張ったからこそ結果を待つ楽しみもありました。
発表当日、メールで「合格」の知らせを受け取ったときは本当にホッとしましたし、素直に嬉しかったです。ベーシックとはいえ、一つの挑戦に踏み切り、結果を出せたことは自分への自信にもつながります。
GX検定の結果は?
結果は無事合格!20時間ほどの勉強でも十分合格が狙えるレベルなので、あまり身構えずに挑戦できる資格だと思います。
もちろん、短期合格にはある程度の計画性や効率的な勉強法が必要ですが、今回紹介したステップを参考に、実行してもらえれば嬉しいです。
GX検定は仕事に役に立つ?
合格後は「脱炭素アドバイザー」として名刺に記載できるようになるとのこと。これ、ちょっとかっこいいですよね!
最近、環境配慮やサステナブルな取り組みをアピールする企業も増えており、「GX検定合格者」という肩書きは、社内外の信頼を獲得する一助になりそうです。
また、GXに関する基本的な知識を得ておくと、仕事で「このプロジェクトは環境配慮をどう組み込む?」と考えるときに、選択肢やアイディアが広がります。
まとめ
ここまで、GX検定ベーシックについてかなりたっぷりとお話してきました。「ちょっと興味あるけど、どんな感じなんだろう?」と気になっていた方にとって、少しでもハードルが下がったなら嬉しいです。
ポイントをおさらい
- GX検定ベーシックは、GXの基礎知識を問う資格試験。
- 私の場合、約20時間の学習で合格に至りました。
- 勉強は、推奨図書+e-learning+過去問アプリの3本柱がおすすめ。
- 当日は自宅からオンラインで受験可能で、少し環境チェックはあるけれど、その後は落ち着いて受験できました。
- 合格発表日は2024年は12月12日。結果は見事合格!
- 合格後は「脱炭素アドバイザー」として名刺に記載でき、今後のキャリアや業務にも役立ちそう。
GXは、これからビジネスや社会を大きく動かす要素になるといわれています。少し先を見据えて、今からGXに関わる知識を身につけておくことは、きっと未来の自分を助けてくれるはず。
「よし、挑戦してみようかな」と思った方、ぜひ一歩踏み出してみてくださいね。応援しています!